この記事では新型LEXUS RXの特徴について解説していきます。
今回のLEXUS RXのフルモデルチェンジは約7年ぶりになります。
基本的に国産車は7年おきにのサイクルでフルモデルチェンジされていますので大方の予想通りの時期のフルモデルチェンジと言えます。
新型RXの日本国内での発売時期は2022年秋ごろの予定だと言われています。
もう少ししたらより詳し情報が入ってくると思いますのでもう少し待ちましょう。
では今回のフルモデルチェンジでどういった面で進化をとげたのか詳細に解説していきたいと思います。
新型RXのグレードについて
今回発表された新型RXは4つのモデルがあります。
RX500h F SPORT Performance | 「2.4L直4ターボ+HEV (1モーター式)DIRECT4」 |
RX450h+ | 「2.5L-直4+PHEV(2モータ式) E-Four」 |
RX350h | 「2.5L-直4+HEV (2モータ式) E-Four/FF」 |
RX350 | 「2.4L-直4ターボ AWD/FF」 |
また、バージョン(モデル)については現在発表されていませんが現行通り、標準 / Ver.L / Fスポーツが発表されるのではないかと予想しています。
フルモデルチェンジにより進化した面について
・ボディサイズの変更
全長×全幅×全高 | ホイールベース | |
新型RX | 4890mm×1920mm×1695mm (+25mm×-10mm) |
2850mm(+60mm) |
従来型 | 4890mm×1895mm×1705mm | 2790mm |
新型のRXは上記の通り、全高が下がり全幅が長くなりました。
また、ホイールベースが長くなったことにより低重心化が図られています。
・ボディとグリルの境界線をなくしたグリル
「スピンドルボディ」と呼ぶ塊感のあるフロントボディと、グリルメッシュが特徴のフロントグリルが一体となった造形になっています。
フロントボディとフロントグリルのとの一体感にこだわり造形されているため、迫力のある顔つきとなっている印象です。
・ホイールベースの延長
新型RXは現行モデルよりホイールベースが60mm長くなっています。
ホイールベースが長くなったことにより、どっしりと構えている印象が強くなっています。
また、機能性としてもホイールベースが長くなったことにより、走行中の安定性や静粛性の向上が図られています。
室内空間においても、後席の広さが12mm拡大されており、快適性が上がっています。
・GA-Kプラットフォームを採用
今回の新型RXはTNGAプラットフォームの改良型のGA-Kプラットフォームが採用採用されています。
GA-Kプラットフォームは従来のプラットフォームに比べて重心高が約15mm下がっています。
重心高が下がったことによりカーブでの安定性や空気抵抗を抑えられることにりダウンフォースを得られることで高速域での走行の安定性向上につながっています。
・リアにはe-Axcelを搭載
LEXUS RZのモーターユニットとして採用されたe-Axcelが新型RXのリアに搭載されています。
e-Axcelは最新のトラクションモータシステムです。
e-Axcelを採用することで車体の軽量化、高い静粛性等を実現しています。
高級車であるLEXUSにピッタリのトラクションモータシステムですね。
・DIRECT4を搭載(500hのみ)
DIRECT4とは4輪制御技術のことです。
新型RXの場合、フロント側に高トルクな2.4Lターボとモーター、リア側に「e-Axcel」を搭載した4輪駆動となっています。
DIRECT4にすることにより、発進時、加速時等様座なシチュエーションに応じて最適な駆動力配分比が実現されています。
・テープランプのデザインが一直線
新型のRXからテールランプの形状が左右が繋がったデザインに変わりました。
テールランプが一直線に繋がっていることでスマートな印象が引き出されているように思えました。
またこれは、現行のNXに似た設計で今後LEXUSのテールランプ同様のデザインが増えていく傾向にあると思います。
・グリルメッシュのデザインの変更
グリルメッシュのデザインが従来型からシンプルな形状に変更しています。
グリルメッシュがシンプルなデザインに変わったことにより、スタイリッシュな印象を受けました。
・トランクサイズが50mm拡大
新型RXのトランクはドアトリムの薄型化によりトランクサイズが50mm拡大されています。
また、トランクには4人乗車時でもゴルフバックが4つ乗るサイズであり、ゴルフに行かれる方におすすめです。
・ドアパネルにウルトラスエード生地を使用
インテリアの一番の進化はドアパネルの生地です。
今回よりドアパネルの一部にウルトラスエード生地が採用されており、ラグジュアリー感が向上しています。
・助手席側にパワーシートスイッチを搭載
助手席の側面にパワーシートスイッチが搭載されたことにより運転席側から助手席の制御が可能になりました。
・後席にシートベンチレーションを搭載
新型RXから後席にもシートベンチレーションが搭載されました。
後席に乗られる方も快適に乗車できる設計となっています。
また、従来同様にシートヒーターも搭載されているため、季節関係なく快適な環境でドライブすることができます。
・トランクのラゲッジの高さが30mm減少
従来型からトランクのラゲッジの高さが30mm下げられており、荷物の荷下ろしがやりやすくなってなっています。
この通り、トラックのサイズが大きくなったり、荷下ろしが手軽になったりとトランクにおいてはかなり改良がされている印象を受けました。
まとめ
以上いかがでしたか?
従来のRXと新型RXの変更点について理解していただけましたでしょうか。
今回のフルモデルチェンジの一番の注目点は運転性能だと感じております。
走行性能に対する進化を一番に感じており、走行性能も内装もラグジュアリー感を感じられる印象を受けました。
また、トランクサイズや後席のサイズも幅広くなっており、利便性も向上しています。
私の個人的な意見としては、ゴルフバックが4つ乗る所に魅力を感じました(笑)
新型RXの発売は2022年秋ごろということですがぜひ、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
おそらくリセールバリューも高いと思われますので、購入するだけの価値はあると思います。
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