【機能紹介】リモートスタートキーのメリット/デメリットとは!

くるま

この記事ではトヨタ純正の「リモートスタート」について、私が実際に4年間使用し感じたことも踏まえて「リモートスタート」のメリット、デメリットを解説していきます。

ぜひ、購入を検討している方は参考にしてみてください。

リモートスタートとは

リモートスタートとは車のエンジンを遠隔で始動させることができるキーです。
トヨタ純正のリモートスタートには「リモートスタート」と「スマートキー一体型タイプ」が存在し、特徴は以下の通りです。

【ベーシックタイプ】
ベーシックタイプはリモートスタート機能だけを持ったキーです。
そのため、車の施錠機能はついていないため、別途車のキーを持ち歩く必要があります。
【スマートキー一体型タイプ】
スマートキー一体型タイプはリモートスタート機能とスマートキー機能が一体となったキーです。スマートキー一体型タイプは車種によってオプションで選択できないことがあります。

 

リモートスタートの機能について

リモートスタートの機能については以下の通りです。

【ベーシックタイプ】
・リモートでエンジンを始動/停止
・暖機時間3段階切替機能(10,20,30分)
・アンサーバック機能(音・LEDの光)
・電池残量警告表示(音・LEDの光)
・エアコン制御機能
・リモートスタート作動中のスマートエントリー機能(ドアの解錠)
・デフロスター/デフォッガー・ミラーヒーター制御機能
【スマートキー一体型タイプ】

・リモートエンジン作動
・暖機時間3段階切替機能(10,20,30分)
・アンサーバック機能(音・LEDの光)
・電池残量警告表示(音・LEDの光)
・エアコン制御機能
・リモートスタート作動中のスマートエントリー機能(ドアの解錠)
・デフロスター/デフォッガー・ミラーヒーター制御機能(追加機能)
・ドアの施錠/解錠(スマートエントリー機能およびワイヤレスドアロック/アンロック機能)
・トランクの解錠(スマートキー機能およびワイヤレス機能)
・エンジンの始動/停止
・電池切れ時のメカニカルキー内蔵

 

・リモートでエンジンを始動/停止

リモートスタートでは約150メートル離れた距離までリモートでエンジンの始動/停止を行うことができます。

※150mは私が実際に建物の中から使用した時に限界を感じた距離です。建物等の障害物により距離は変わるのであくまで参考値です)

なお、車の施錠はロックされた状態で、エンジンのみ始動するため、出先でも安心して使用することができます。

対応タイプ ベーシックタイプ
スマートキー一体タイプ
ボタン操作 始動:「Eボタン」→「STARTボタン」
停止:「Eボタン」→「STOPボタン」

 

・暖機時間3段階切替機能(10,20,30分)

リモートスタートではリモートでエンジン始動後、何分間車内の暖気を行うかご自分で設定することができます。

対応タイプ ベーシックタイプ
スマートキー一体タイプ
ボタン操作 「Fボタンを長押し(約5秒)」→「緑ランプ点滅」
点滅している状態で以下の操作を行い設定する。
-10分「Eボタン」  音が1回鳴る
-20分「STOPボタン」 音が2回鳴る
-30分「STARTボタン」音が3回鳴る

 

・アンサーバック機能(音・LEDの光)

リモートスタートにはアンサーバック機能が搭載されているため、リモートでエンジンが始動した合図として、音とLEDでお知らせしてくれます。
そのため、車が近くにない場合でも、エンジンの始動が適切に行われたことを確認できます。

対応タイプ ベーシックタイプ
スマートキー一体タイプ

 

・電池残量警告表示(音・LEDの光)

リモートスタートには電池残量の警告機能が搭載されているため、電池切れが起こる手前で
電池を交換することができます。

対応タイプ ベーシックタイプ
スマートキー一体タイプ
確認方法 リモートスタート操作時に「BATTERY」ランプが点滅すると電池交換時期の目安となります。

 

・エアコン制御機能

リモートスタートにてエンジン始動後、前回、パワースイッチをOFFにした時の設定温度でエアコンが作動します。
ただし、エアコンがOFF だった場合は、25℃の設定温度で作動します。

対応タイプ ベーシックタイプ
スマートキー一体タイプ

 

・リモートスタート作動中のスマートエントリー機能(ドアの解錠)

リモートスタートにてエンジンを作動させている時のみスマートエントリ―機能が利用でき、
ドアを鍵なしで開錠することができます。

対応タイプ ベーシックタイプ
スマートキー一体タイプ

 

・デフロスター・デフォッガー・ミラーヒーター制御機能

リモートスタートでエンジンを始動させた際、外気温が約5℃以下だった場合、フロントデフロスターモードで作動し、
同時にリヤウインドウデフォッガーおよびミラーヒーターが作動する機能が搭載されています。

対応タイプ スマートキー一体タイプ

 

・ドアの施錠・解錠(スマートエントリー機能およびワイヤレスドアロック・アンロック機能)

スマートキー一体型の場合、バックドア及びスライドアをリモートで開閉することができます。
ただし、バックドア及びスライドドアが搭載されていない車種についてはこの機能が利用できませんのでご注意ください。

スマートエントリーとは
機械的な鍵を使用せずに車両のドア・トランクの施錠・解錠、エンジンの始動等が可能な自動車の機能のことである。
バックドアとは
バックドアとはトランクの部分が車内と共通している収納スペースのことをバックドアといいます。
ミニバンなどに搭載されています。
トランクとは
トランクとは車内と繋がっていない収納スペースのことをトランクといいます。
対応タイプ スマートキー一体タイプ
ボタン操作 バックドア開閉:「Fボタン」→「Fボタン長押し」
助手席側スライドドア開閉:「Fボタン→STARTボタン長押し」
運転席側スライドドア開閉:「Fボタン→STOPボタン長押し」

 

・トランクの解錠(スマートキー機能およびワイヤレス機能)

スマートキー一体型の場合、トランクをボタン操作で遠隔で開けることができます。
また、スマートキーの役割も担うためリモートスタートを携帯した状態で車に近づき、直接トランクの開くボタンを押すことでトランクの施錠をアンロックし、トランクを開くこともできます。

対応タイプ スマートキー一体タイプ
ボタン操作 「Fボタン」→「Eボタン長押し」

 

・エンジンの始動・停止

スマートキー一体型の場合、通常のスマートキーとしての役割も担うため、リモートスタート一つでエンジンの始動/停止を行うことができます。

対応タイプ スマートキー一体タイプ
操作 操作については通常通り、リモートスタートを携帯した状態で車のブレーキを踏み、エンジンスイッチ(またはパワースイッチ)を押すことでエンジンを始動/停止させることができます。

 

・電池切れ時のメカニカルキー内蔵

スマートキー機能であるエンジンの始動/停止及び車の施錠において、万が一電池が切れてしまい車の施錠及びエンジンの始動/停止が通常通りできなくなってしまった場合、リモートスタートに内蔵されているメカニカルキーを使用することで運転席ドアの開錠/施錠を行うことができます。

また、エンジンの始動については、トヨタエンブレムのある面(写真右)でエンジンスイッチ(またはパワースイッチ)に触れ、ブレーキペダルをしっかり踏み込み、マルチインフォメーションディスプレイにキーマークが表示されていることを確認し、エンジンスイッチ(またはパワースイッチ)を押すことでエンジンを始動させることができます。

対応タイプ スマートキー一体タイプ

 

リモートスタートキーのメリット

・冬場、家の中から車内を温めることができる
リモートスタートを使用することで、家の中等からエンジンを始動させ、暖房をかけることができます。
冬場の車に乗り込んだ時の寒気がなくなり、快適に乗車することができます。

・フロントガラスの凍結を乗車前に自動でとってくれる
冬場、車に乗り込んだ時にフロントガラスが凍結しているケースがあると思います。
そんな時に、リモートスタートを使用することで、家から出ずに自動で凍結を解凍してくれます。

・スマートキー一体型の場合、携帯するのはひとつだけ
スマートキー一体型のリモートスタートの場合、リモートスタートを一つ持ち歩くだけで、エンジンの始動から停止、ドアの施錠まですべて行うことができます。

・リモートスタート作動中でも使えるスマートエントリー機能
トヨタ純正のリモートスタートの場合、リモートスタート作動中でもドアの開錠を行うことができます。
一般的なリモートスタートの場合、リモートスタート作動中にドアの開錠を行う場合、一度リモートスタートを停止させてからドアの開錠を行う必要があります。

 

リモートスタートキーのデメリット

・純正品は価格が高い
トヨタ純正のリモートスタートは4万~6万円くらいします。
少し高く、簡単に手が出せる金額ではないところがデメリットです。
しかし、インターネットで他社が販売しているリモートスタートの場合、1万~2万円くらいで
購入することができますので、一度検討してみるのもよいと思います。

・純正のスマートキーに比べると見た目が悪い
車種によっては純正のスマートキーの見た目の方がかっこよく、リモートスタートの見た目が落ちる場合があります。
自分の見た目にあったリモートスタートをインターネットで探し購入するのも一つの手だと思います。

 

まとめ

如何だったでしょうか。リモートスタートについて理解を深めることができましたか?
リモートスタートに少しでも興味を持っていただけたら嬉しく思います。

リモートスタートは後付けが可能なので、誰でも、今から搭載することができます。

また、リモートスタートはディーラー純正品から社外品まで様座な製品が販売されていおり、コストを抑えたい方は断然、社外製のリモートスタートをおすすめします。

社外製のリモートスタータでも、純正品にひけをとらないくらい品質が高く、問題なく使用することができます。

コストや機能面から自分自身にあったリモートスタートを探し、快適なカーライフを送りましょう。

 

【おすすめの社外品リモートスタート】


コムテック アンサーバック エンジンスターター BeTime WR530 車検対応 双方向タイプ ターボタイマー機能付 COMTEC

【機能】
●リモートエンジンスタート機能
●アンサーバック機能
●オートライト制御機能
●アイドリング時間は【10分/20分/30分/40分】から選択可能
●ターボタイマー時間は【OFF/30秒/1分/3分】から選択可能。
●最長電波到達距離:3,300m/実用通信距離(市街地):200~800m
●安心の3年保証(リモコンは1年間/電池などの消耗品は除く)

 


カーメイト 【 エンジンスターター 】 アンサーバック機能搭載 【車内温度表示機能付】 TE-W7300

【機能】
●リモートエンジンスタート機能
●アンサーバック機能
●ドアロック機能(オプション)
●社内温度温度表示
●最長電波到達距離:2500m/実用通信距離(市街地):500m

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