この記事では世界最大規模のNFTマーケット「OpenSea」でNFTを購入/出品する方法を紹介していきます。
「OpenSea」は2017年にアメリカに設立されたNFTマーケットの一つです。
「OpenSea」は現在100万を超えるアクティブユーザー数を誇っています。
そのため、NFTの出品数も多く、取引が成立しやすいためNFTの購入を検討している方は「OpenSea」で取引を始められることをおすすめします。
「OpenSea」では「NFTアート」「NFTゲーム」「トレーディングカード」等の様々なNFTを取引することができ、基本的にイーサムリアが基軸硬化となり、仮想通貨を使ってNFTが取引がされています。
【取扱いNFT】
・アート
・音楽
・ドメイン
・仮想空間で使用できるアバター
・トレーディングカード
・コレクション
・スポーツ
・ユーティリティ
それではさっそく、「OpenSea」でNFTを取引する手順を紹介していきたいと思います。
「OpenSea」で購入/出品する前に準備するもの
・国内取引所
・メタマスク（ウォレット） の登録
・イーサリアム(ETH)
・「OpenSea」の登録
【国内取引所】
「OpenSea」では仮想通貨が基軸硬化のため、仮想通貨をデジタルウォレット（メタマスク）に準備する必要があります。デジタルウォレット（メタマスク）に仮想通貨を準備する際に必要となってくるのが国内取引所です。
【メタマスク（ウォレット）】
「OpenSea」ではNFTを取引するために「OpenSea」に対応したデジタルウォレットが必要となってきます。そのため、私も使用しており、利便性の高いメタマスクを準備することをおすすめします。
【イーサリアム(ETH)】
先ほども述べた通り、「OpenSea」では基本的にイーサムリアが基軸硬化となっているため、イーサムリアを持っていないと取引することができません。
そのため、国内取引所でイーサリアムを準備しましょう。
「Opensea」で取引するためにアカウントを作りましょう。
「OpenSea」の登録方法は下記を参考ください。
MetaMaskを使ったOpenSeaの登録方法はこちら
「OpenSea」でNFTを購入する手順
1「Opensea」のトップページよりメタマスク（ウォレット）にログインし、「Opensea」と連携させる。
2「Opensea」のトップページに戻り「Explore」をクリックする。
3 検索欄に購入したいNFTを入力し検索する。
4 購入したいNFTをクリックする。
NFTには以下の通り、3つの購入方法がありますので、予め理解しておきましょう。
【NFTの購入方法】
・販売者が定めた価格での取引（メルカリ等と同じ）
・オークション形式
・「Make Offer」形式（購入者が購入価格を交渉する方法）
また、画面左のフィルター機能を利用するとNFTの絞りこみが可能です。
そのため、公式マークの無い模倣品には注意しましょう。
5「Buy now」をクリックする。
今回は一般的な購入方法として販売者が指定した価格で出品されているNFTを購入する手順を紹介します。
6「OpenSea」の利用規約にチェックを入れ、「Confirm checkout」をクリックする。
「CryptoKitties」を購入する際の追加手順
「CryptoKitties」を購入する際、「CryptoKitties」にログインする必要あります。
※1「CryptoKitties」にて「Buy with ETH」をクリックする。
※2「CryptoKitties」とメタマスクを連携させる。
※3「接続」をクリックする。
※4「メールアドレス」と「ニックネーム」を入力し、「続ける」をクリックする。
※5「署名」をクリックする。
※6「Stark Kitten Class」をクリックする。
※7「CryptoKitties」の購入ページに戻り、「Buy with ETH」を再度クリックする。
8 メタマスクが起動するため、ガス代を含む購入代金を確認し、「確認」をクリックする。
NFTの購入時にはNFT代とは別にガス代が発生しますのでご注意ください。
イーサムリアのプラットフォームを利用する際に発生する手数料のことです。
イーサムリアはブロックチェーン技術を用いて運営されているため、マイニングする人が必要となってきます。
そのマイニングを行う人に支払われる手数料がガス代です。
基本的にガス代が高い取引が優先して処理されます。
【ガス代の計算方式】
Gas Limit × Gas Price(gwei)
ー Gas Limit ー
ガスリミットとは「最大ガス量」（ガスの上限値）のことを指します。
マイニング時に発生するガス量（手数料）の最大値を設定し、最大値を上限にガスが使用され、
マイニング（プログラム処理）が行われます。
ガス量が設定値を超えた場合、処理が途中で中断され、それ以上ガス代が発生しない仕組みとなっています。
処理が中断されると取引が成立しない可能性があります。
ー Gas Price(gwei) ー
ガスプライスとは「1Gas」あたりのガス価格のことを指します。
また、ガス価格の単位は「gwei」という単位が使用されており、「gwei」はイーサリアムの単位の一つです。
「1gwei」＝ 「 0.000000001ETH」になるので覚えておきましょう。
現在のガス代の平均値はこちらを参考に「ETH 」Gas Station
9「取引が成功しました」と表示されたことを確認できたら、取引完了です。
「My Collections」を確認し、NFTの購入が正しく行われていることを確認しましょう
※NFTの反映には少し時間がかかる場合があります。数分待ってから確認しましょう。
「OpenSea」でNFTを出品する手順
1「OpenSea」のトップページより、メタマスク（ウォレット）にログインし、「OpenSea」と連携させる。
2「OpenSea」のトップページに戻り、「アカウント」⇒「My Collections」をクリックする。
3 自身が販売したいNFTが保管されている「Collection」を選択する。
4 販売したいNFTをクリックする。
5「Sell」をクリックする。
4 「Type」(出品方法)を選択する。
出品方法には以下の2つの方法がありますので出品したい方法を選択してください。
※この記事では一般的なセット価格で進めていきたいと思います。
【出品方法】
・「Fixed Price」：出品者が販売価格を指定し販売する方法。
・「Timed Auction」：オークション形式で一番高い価格で購入意思表示した方に販売する方法。
5 「Price」(販売価格)を設定する。
6 「Deration」(販売期間)を設定する。
販売期間は「1日」「 3日」「 7日」「 1カ月」の中から選択することができます。
7 「Sell as a bundle」の有無を確認する。
「bundle」とは他のNFTアイテムと一緒にまとめて販売する方法です。
「bundle」で販売する場合、「ON」にしましょう。
8「Reserve for specific buyer」の設定を行う。
「Reserve for specific buyer」とは購入者を指定し販売する方法です。
アドレスの指定し、指定されたアドレスの方だけが購入することができる仕組みです。
9「Complete listing」をクリックする。
10 メタマスクが起動しますので出品手数料を確認し、「確認」をクリックする。
「OpenSea」の場合、初回出品時のみ出品手数料（ガス代）が発生します。
また、出品手数料とは別に売上額の2.5%の販売手数料が発生しますので、予め理解しておきましょう。
11 「署名」をクリックする。
12 これで出品完了です。
NFTが売れる迄待ちましょう！
【出品の取り下げ / 出品価格の値下げ方法について】
・出品を取りやめたい場合は
「アカウント」⇒「Profile」⇒「対象のNFTを選択」⇒「cancel listing」
・出品価格を下げたい場合は
「アカウント」⇒「Profile」⇒「対象のNFTを選択」⇒「Lower price」
まとめ
「OpenSea」でNFTを購入する方法/出品する方法はご理解いただけたでしょうか。
「OpenSea」ではNFTを購入する他に、自身でNFTを作成することもできます。
NFTは誰でも簡単に無料で作成することができますので、興味がある方は是非一度作って販売してみてください。
NFTマーケットは今後、日本でさらに拡大していくマーケットになると私自身感じております。
日本企業が「OpenSea」のようなNFTマーケットを立ち上げる日を楽しみに待ちましょう。
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