「メタマスク」とは仮想通貨(BTCやETH等)やトークンを入れておくウォレット(お財布)になります。
一般的に仮想通貨は取引所に保管されていますが、取引所に仮想通貨を入れておくことで以下のようなリスクがあります。
・取引所に入れておくとハッキングされるリスクがある
・取引所がつぶれた時に仮想通貨を引き出せなくなるリスクがある
このようなリスクを減らすことができるのがウォレットの最大の特徴です。
仮想通貨をウォレットに入れておく一番のメリットがハッキングのリスクを抑えることです。
仮想通貨は物理的に存在しない電子通貨(電子データ)のため、ハッキングされるリスクはどうしてもあります。実際にこれまでに何度も取引所がハッキングに合い、大きな被害がでています。
ハッカーは少額しか入っていない個人のウォレットを狙うよりも、大量の仮想通貨が保管されて
いる取引所を狙った方が効率が良いため、取引所はハッキングに合うリスクが高いです。そのため、ウォレットを作成し、ハッキングからのリスクを減らすことが重要になってきます。
・取引所がつぶれた時に仮想通貨を引き出せなくなるリスクを減らることが可能
万が一、取引所が閉鎖されると保管していた仮想通貨が取り出せなくなる危険性があります。
そのため、ウォレットを開設し暗号資産を移しておくことで、このような閉鎖によるリスクを減らすことができます。
以上のことを踏まえ、自身の仮想通貨は取引所に入れておくのではなく、ウォレット(お財布)に
いれておくことが大切になってきます。
ではなぜ、いくつかあるウォレットの中で「メタマスク」がおすすめなのか、「メタマスク」のメリットについて紹介していきます。
「メタマスク」のメリット
「メタマスク」には以下の通り、7つのメリットがあります。
ガス代を自分で設定することが可能
ガス代とは仮想通貨を送金する際の手数料のことです。
ガス代は高ければ高いほど仮想通貨の送金スピードが速くなり、スムーズに取引が可能になります。
ほとんどの「DeFi」と連携している
「メタマスク」はほとんどの「Defi」と連携しているため「メタマスク」を持っていることで「Defi」での入手金には困ることはありません。
ユーザー数が世界で100万人以上で信頼度がたかい
「メタマスク」は世界で月間2000万人以上が利用しており、仮想通貨のウォレットサービスの中で世界トップクラスの人気を誇っています。そのため、サービスはもちろんのことサポートも充実しており、利用者にとって利便性が高いのが特徴です。
「CondenSys」が運営している
「メタマスク」はアメリカのニューヨークに本拠地を置く「CondenSys」という会社が運営を行っています。「CondenSys」は世界中に1200人以上の従業員を持つ、次世代アプリの開発や金融インフラの構築、分散型のWebサービスを行う企業です。「CondenSys」創設者のジョゼフ・ルービンはイーサリアムの共同開発者であり、ブロックチェーン技術に対する知見が深い企業です。
複数のウォレットを作成することができる
「メタマスク」では1つのアカウントに対して複数のウォレットを作成することができます。
ウォレット毎に使用用途を分けて管理したりすることができ、資金管理にとても便利です。
スマホアプリで利用できる
「メタマスク」はスマホアプリがリリースされているため、”いつでも” “どこでも”スマホ1つで
「メタマスク」を利用することができます。
トークンのスワップを「メタマスク」単体で行える
「メタマスク」では「メタマスク」内で保有するトークンと任意のトークンをスワップすることができます。
そのため、取引所へ仮想通貨を送受信することなくトークンを交換することができます。
また、「メタマスク」では取引所の中から最も交換レートが良いレートを自動で選定し表示する機能があり、初心者の方でも安心して交換することができます。
「メタマスク」の登録方法
今回はスマホアプリから「メタマスク」を登録する方法を紹介します。
1 アップルストアからアプリをダウンロードし、インストールする。
2 アプリを起動し、「開始」をクリックする。
3「新しいウォレットの作成」をクリックする。
4「メタマスク」の品質向上へ向けた協力願いに同意する。
5 パスワードを設定し、チェックボックスにチェックをいれ、「パスワードの作成」をクリックする。
6 Face IDの許可について回答する。
7 ウォレットの保護を「開始」をクリックする。
※ウォレット保護とはアプリからロックアウトされログインできなくなった場合等に
復元する際に使用するコード(シークレットリカバリーフレーズ)を登録する作業です。
万が一に備えかなず登録しましょう。
8 ウォレットの保護に関する重要性を理解し、「開始」をクリックする。
9 シークレットリカバリーフレーズの「表示」をクリックする。
10 シークレットリカバリーフレーズをメモし、「続行」をクリックする。
データを復元する際にシークレットリカバリーフレーズが必要となります。
11 シークレットリカバリーフレーズを表示された順序で入力し、「バックアップの完了」を
クリックする。
12「完了」をクリックし、これでメタマスクの登録完了です。
まとめ
「メタマスク」の登録はできましたか?
「メタマスク」は仮想通貨の保管や出し入れだけでなく、ブロックチェーン技術を使ったゲームや金融サービス(Defi)、NFT等の様々なサービスに繋げることができます。
仮想通貨を利用したサービスは年々増加しており、時代は進んでいっています。
ぜひ、「メタマスク」を利用し、様々なサービスに挑戦し、最先端の技術を楽しみましょう!


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